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完全翻訳はどこで完成するのか?

テーマ:[キャリア]
更新日: 2018年 8月 29日(水)
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はじめに

翻訳のイラスト
© C.T.Labo

現在英語を学んでいる人にとっては死活問題の日本語と英語における完全翻訳が完成すること示す基準について書きました。

目次

  1. 1. ウイルス警告の不自然な日本語
  2. 2. 外国人が書いたのかわからなくなった日本語
  3. 3. 完全翻訳は完成しない...と思う
  4. 4. まとめ

ウイルス警告の不自然な日本語

どんなwebサイトの開発者もその開発者が意図しないウイルスを混ぜられてしまっている可能性があります。ウイルスを混ぜる架空請求のページは主にアダルトサイトに多いかもしれませんが、アダルトサイトの架空請求のほとんどは日本人による仕業です。

そのため、これからのサイトでは問題ない日本語で表示されることが多いです。しかし、普通のwebサイト特になんでもないようなニュースサイトでいきなりGoogleを偽ったウイルス警告がなされる場合があります。その架空のウイルス警告(当然Googleは関係ない)の日本語をよく読んでみると、その日本語に違和感を感じるはずです。

明らかに外国人が翻訳サイトで書いたようなページが表示されるはずです。もしそれらのウイルスが日本人が理解しやすいような日本語に翻訳され始め、騙される人が増え始めることが完全翻訳の一つの指標と言えるはずです。

外国人が書いたのかわからなくなった日本語

インターネット上の外国人が書いた日本語のほとんどが今の所悪意を持って騙そうとしている日本語というのが多い中、Youtubeなどでも海外で再生数を伸ばしてきた動画を日本語のタイトルと投稿者の日本語のコメントともにアップロードされていることもあります。

その日本語を読んでみるとやはり外国人が書いたのだとすぐにわかるような文章が書かれていると思います。日本語はこの辺りかなり敏感で、諸外国がこの言語を使っていないがゆえに日本人が書いた日本語なのか外国人が書いた日本語のなのかすぐにわかってしまいます。

ましては、おそらく日本語の教科書に載っていないようなネットスラングや若者言葉が乱立しているような現在の言語状況ではなかなか翻訳ができません。

筆者は大学は英語系の学部を卒業していますが、外国人の教授に対してGoogle翻訳で訳した英語書類を提出したこともありますが、その時にコメントに一言"Don't use the Google Translate!"のような文言をなぐり書きで書かれた覚えがあります。

このように例え世界中で話されている英語ですら今だにうまく訳されていませんし、まして日本語なんてまだまだ先の話のように思えます。世界中に広まったWannaCryというウイルスの警告文がアジア圏の文法ミスをしているなどの解析もありました。

完全翻訳は完成しない...と思う

筆者は完全翻訳の完成には残念ながら否定的です。自分が大学を英語系の学部で出たからなくなったら困る、あるいはせっかく勉強したのが無駄になってしまうという個人的な感想を置いといてもやはり完全翻訳は難しいと感じます。

言語哲学の話になってしまいますが、例えばフランス語では蝶と蛾を区別しません。しかし、日本語で「家の前に大きな蝶がいた」という文章と「家の前に大きな蛾がいた」と二つの文章を見たとき、前者は優雅でプラスの印象を受け、後者は間違いなく汚くマイナスの印象を受け、後者は優雅でプラスの印象を受けます。

この二つの文章をフランス語で翻訳する時、残念ながら同じ文章になってしまいます。こういう日本語では二つの概念に別れているのにもかかわず、一つの言葉として使われるケースを完全には翻訳できません。それがそれぞれの言語にはたくさんあり、まして言語というのは常に新しい言語に生まれ変わっていくものです。

若者言葉というのはその際たる例です。しかし、技術に限界はありません。誰も想像しなかった方法で進化してきたのが科学技術というものです。そのため、ないとは思っていても一概にはできないとはなかなか言えません。

まとめ