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件名に「〇〇について」と書いてはいけない

テーマ:【キャリア】
更新日:2018年 3月 22日(木)
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はじめに

メールの「Re:」の間違った使い方をしているイラスト
© C.T.Labo

皆さんは、メールの件名に「〇〇について」のように「について」と入れてはいませんか?

もし入れているのなら、これから英語ができることが当たり前の時代になった時に、恥をかくかもしれません。

メールを返信する時について来るあいつ「Re:」の意味を正しく理解していない日本人がとても多く感じます。

この「Re:」を多くの日本人は「リプライ」の「Re:」と勘違いしている人が多いと思います。しかし、実は「Reply (返信する)」という意味ではないんです。さらには、「Response (返答する)」でもありません。

他にも...

retry(再試行する), repeat(繰り返す), restart(再起動する), reboot(再起動する), republish(再発行する), reach(着く), react(反応する), read(読む), readd(再度加える), reason(理由), reduce(減少する), reduplicate(二重に複製する)

実は上記の単語全て違います

後半から関係なくなってしまいましたが...

目次

  1. 1. 「Re:」の本当の意味
  2. 2. なぜ多くの人が誤解してしまっているのか?
  3. 3. 「Re:」の適切な日本語訳
  4. 4. まとめ

「Re:」の本当の意味

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引用:Pixabay

返信の際、メールの件名に付随する「Re:」の本当の意味は「Regarding」という前置詞の英単語です。

もしかしたら、大学受験の時に「そんな単語があったような...」とか、「完全に忘れていた」とか、「生まれて初めて見た」という方は、覚えておいて損はないと思います。これほど馴染みのない単語なのに、メールの返信の場面には必ず出てくるという珍しい単語です。

ちなみに「Regarding」の意味は「About」と同じです。

察しのいい方は気づいたかもしれませんが、「Re:」とは「〇〇について」という意味なのです。もし、件名に「Re: 〇〇について」と記載してしまっているのなら今すぐにやめましょう。日本語訳にすると、「〇〇についてについて」となってしまいます。

特に、英語が公用語の会社、あるいはこれから英語を使用する機会が増えていく方にとっては、「Re: About 〇〇」だと完全に重複してしまいます。

なぜ多くの人が誤解してしまっているのか?

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引用:Pixabay

「Re:」を多くの人が誤った使い方をしている理由は、大きく二つあると思います。

一つ目は、英語を文字列ではなくアイコンやデザインと勘違いしている日本人が多いということです。これは「Re:」に関わらず、Tシャツの英語に書かれていた文字がとんでもないものだったという経験、英語がわかる人から--あるいは外国人からTシャツの意味について笑われた経験がある人も多いと思います。日本人の私たちは、英語をそれ自体に意味を持とうとせずに、デザインの一つと捉えがちです。そのため、「Re:」もアイコンか何かと捉えていたのでしょう。

二つ目は、「リプライ」という言葉が日本語として成立してしまったことにあります。SNSなどで誰かに返信をすることを「返信する」と言わずに「リプライする」という言葉に置き換わっています。そのため、メールのところに付属する「Re:」をこの英語は何だろうと考えることをせず、「reply」だろうとほぼ100%の推測してしまっていたのだと考えられます。

筆者もアメリカ人に「Re:」の意味について尋ねられた時にドヤ顔で「reply」と答えましたが、したり顔で「Nop!」と答えられました。

私 : "What meaning does it have?"

「Re:」の適切な日本語訳

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引用:Pixabay

実際、「Regarding」は「About」とほぼ意味も変わらず、「About」の代わりに前置詞としても使えます。英語の文章を読む際も、形式張った文書に時々出てくるくらいでほとんど出くわしません。(ただし、メールの返信に付随する「Re:」は除く。)

さらに、辞書で調べたところで、

「〜について」、「〜に関して」、「〜の点で」

としか出てきません。

「Regarding=About」と覚えていても問題ありませんが、確かにメールの件名のところには「Ab:」でも「'bout」でも、まして「About」でもなく、不親切にも「Re:」と書かれています。

しかし、当サイトでは「Re:」に適切な日本語訳を発見しました。

件名のところに着く「〇〇について」。つまり、「Re:」の意味は「〇〇の件について」という5チャンネルのスレタイのような表現がぴったりなのです。

当サイトでは「Re:」の日本語訳を「〜の件について」とすることを推奨します。

まとめ