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現金を使用しなくなる時代

テーマ: 【生活】
更新日:2018年 3月 22日(木)
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はじめに

サイバースペース内の一枚のコイン
© C.T.Labo

物々交換の取引をより効率的に行うために進化した「お金」という概念がなくなりつつあります。

日本を除く先進国では、現金を使用する国が少なくなり、クレジットカードのみを使用する機会が増えてきています。

そして日本でも、アルバイトなどでレジを担当している人は気づいているかもしれませんが、クレジットカードを使用する人が増えてきていると思いませんか?

目次

  1. 1. 現金にこだわる背景
  2. 2. なぜクレジットカードが広まらなかったのか
  3. 3. 現金が使いにくくなる未来
  4. 4. まとめ

現金にこだわる背景

たくさんのコインの画像
引用:Pixabay

日本が現金を使用し続ける大前提として、現金で買い物をしても問題がないという点が大きいと言えます。

日本ほど治安のいい国、あるいはお客様対応、無料サービスが充実している国は世界中を探してもなかなかありません。

明らかに使用済みの服を返金対応したり、本当に店員の入れたかわからない髪の毛一つのために料金を免除したり、挙句の果てには免罪が怖いからという理由で、明らかな万引きしている現場を発見しても見逃すなど、異常と言えるお客様対応を行なっています。

その背景にあるのは、店内で無駄な騒ぎを起こしてマイナスなイメージがついてしまわないようにという実情と、それだけ対応しても悪用しようとする日本人がいないという、日本人として誇らしい現実があります。それだけ対応してもまだ、売り上げがプラスになるのなら素晴らしいことです。

しかし、一方で最近外国人を見る機会が明らかに増えてきました。日本で教育を受けて来ずに育った純粋な外国人を首都圏で見かける機会が増えてきました。全ての外国人を一括りにし、犯罪者だと考えるのは間違っていることですが、実際、生活の中に変化が生じたのは確かです。もともと、外国でクレジットが普及した理由の一つは、店に現金を置かずに全てカード決済することで、強盗の標的にならないためなのです。

なぜクレジットカードが広まらなかったのか

クレジットカードの処理をしている画像
引用:Pixabay

前章(1. 現金にこだわる背景)でも述べたとおり、日本にきている外国人も、そのような実情がいやで日本きている人も少なくないので、ほとんど問題はないでしょう。

"When in Rome, do as the Romans do."

今まで治安も良く強盗に出くわす機会などほぼ皆無なので、わざわざ新しい変化を行う必要性がありませんでした。人間は新しい変化を嫌う傾向にあります。特に大きなメリットがなければ、現金払いからカード払いに変化させる必要はありません。

それに、クレジットカードそのものに悪いイメージを植えつけられていました。

「クレジットカードで買い物をすると使いすぎるのが怖い...」

そういう声を聞いたこと、あるいはそういう価値観を持っていませんでしたか?

クレジットカードで使いすぎるというのは、今では不思議なことです。クレジットカードには月額の使用制限を設定でき、現在ではカード払いをした後に明細をインターネット経由で閲覧できるので、カードをのみを使用すると家計簿代わりにもなり、時間をより効率的に使って過ごすことができるようになります。

現金が使いにくくなる未来

お金をちりとりで掃除している画像
引用:Pixabay

日本に住んでいるとなかなか想像しがたいことですが、世界の実情を見て見ると、クレジットカードを持っている外国人はたくさんいます。むしろ彼らの母国が現金の使用を制限されていることの方が多いのです。

まだ、大手チェーンの飲食店でさえカード決済の端末を導入していないところも多くありますが、おそらく近い将来多くの店舗が一斉に導入を始めるでしょう。2020年の東京オリンピックで来る外国人観光客のために、クレジットカードの処理ができないという状況で、売り上げが上がらないというのは避けたいはずです。

実際にクレジットカードを導入することによって、1日の売り上げを間違えるという人的ミスが大幅に減ります。さらに、会計が簡単になるため、レジでの行列も回避できます。

問題はその設備を設置する費用です。しかし、もし複数の大手チェーンが一斉にクレジットの処理端末を導入すれば、それだけ大量生産ができ、設置の費用も大幅に下がります。そうなれば、個人で営んでいる小さな店舗にも設置可能となります。

さらに、現在では楽天カードなどポイントがたまる機会も増えてきています。ポイントカード感覚で使用する消費者は上昇傾向にあります。

クレジットカードがより浸透すれば、現金を扱っている店舗こそ強盗などの標的になってしまいます。外国人の増加、地方の人口減少など、甘くなっているセキュリティのところが危険に晒される可能性は少なくありません。

この先、あなたが財布を盗まれた時に、原因があなたが現金を所持していたせいだと判明した時に、今時、物理的な「お金」を持っているからだと呆れられる時代が近づいているのかもしれません。

まとめ

  • 今までは現金を使うことに不便を感じなかった。
  • 「クレジットカードの使用は危険」という偏見があった。
  • 外国人観光客のために、カード決済ができる店舗が今後増えてくる。