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キラキラネームを批判することが滑稽な理由

テーマ:[生活]
更新日: 2018年 6月 13日(水)
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はじめに

名前をつける過程を占いと由来の抽象的概念とTerminalで表現したイラスト
© C.T.Labo

子供にキラキラネームをつけると大人になった時に可愛そうなんて批判を耳にすることも多いですが、それ石川五右衛門さんにも同じこと言えるの?

目次

  1. 1. 名前の流行は常に変化する
  2. 2. 日本語がそもそもキラキラ言葉
  3. 3. 年寄りが増えたせいで批判の声が大きくなった
  4. 4. まとめ

名前の流行は常に変化する

名前の流行は常に変化します。例えば安土桃山時代まで遡ると、石川五右衛門なんて盗賊もいましたね。

本来、五右衛門の「右」という漢字はゑ(ウェ)と発音して、「ごううぇもん」となるそうですが、現代ではゑの音は日本語にありません。

これだけ聞いても、言葉が常に変化していることは明白だと思います。そもそも発音も常に変化しているのに、名前だけ変化しないのは明らかにおかしいですよね。

明治時代では「◯(まどか)」や「×(おさむ)」などの記号も名前として使われていたこともあるそうです。しかし、現状古びた昭和時代に付けられた名前を常識的な名前として扱うようにという批判は非常に多いです。

逆に昭和の頃につけられた名前特に儒教観の強い、「仁」「義」「礼」「智」「信」などの文字を使う名前を2000年生まれの子供につけることこそ大人になって恥ずかしくなってしまう可能性が高いです。

実際、普通の名前をつけたら同級生が全員キラキラネームだったなんて声を聞くこともありました。

日本語がそもそもキラキラ言葉

日本語における漢字はキラキラ言葉です。

訓読みは、中国から入ってきた漢字に無理やり日本語の意味を当てたいわば当て字です。

日本語の漢字自体の使い方自体おかしいのに、その上に「この名前は当て字だ」というのは見当違いです。そもそも漢字の訓読み自体が当て字なのに、当て字もクソもありません。

さらには、日本語は他の国の言語に強く影響を受けることがあります。

Societyという言葉が江戸時代に入ってきたときに、それに当てはまる言葉がないと見ると否や「社会」という新しい言葉を作ってしまう程度には、日本語にはプライドがありません。

さらに現代では、新しい言葉を作るという手間を省こうという目的なのか、英語原産の言葉その読みを無理やりカタカナ言葉にしたものを使用することが多くなってきました。

そのせいで、IT関連の物の名前はほとんどカタカナばかりで言語的には非常に滑稽で複雑化してしまいました。いずれ、日本語のほとんどがカタカナになってしまうのではないでしょうか?

年寄りが増えたせいで批判の声が大きくなった

江戸時代の偉人達の名前を見ているとなかなか現代では見かけない名前がずらっと並んでいるのは明白です。

もちろんそこにインスピレーションを受けて、つけた名前もあるはずですが、徳川家歴代の名前を見ても家康・秀忠・家光と...いそうでいない名前です。

少なくとも、名前になかなか「家」という漢字をつけた人に筆者はあったことはありません。

時代によって名前は変化している。ではなぜ、いまになって新しい名前に対して批判的な意見が出てきたかというと、若い人と年寄りの比率が逆転してしまっているからだと感じます。

年齢を重ねて行く人の多くは保守的になり、新しいものに対して盲目的な拒絶感示すこともあります。そうはなりたくないものです。

まとめ