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少子高齢化に潜むメリット

テーマ: 【政治】
更新日:2018年3月22日(木)
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概要

日本地図の代わりに高齢者のピクトグラムが描かれたイラスト
© C.T.Labo

現在、日本で大きな問題の一つである少子高齢化の問題について、あえて一般的に知られているデメリットとは逆に、メリットについて考えてみました。

目次

  1. 1. 少子高齢化の問題点
  2. 2. 日本と海外の対応の比較
  3. 3. 少子高齢化のメリット
  4. 4. まとめ

少子高齢化の問題点

2050年の人口ピラミッド予測の表
出典:国立社会保障・人口問題研究所ホームページ

上のグラフは、現状少子高齢化のペースがこのまま進めば、2050年には70代の割合が最も多くなってしまうと言うことを表しています。

一般的に知られる少子高齢化の問題点というのは、高齢者を支えるだけの年金をそれよりはるかに少ない若い人で支えなければならないということです。

人口の大半が高齢者という状況は実際に起こりうる可能性があり、ニュースなどで報道されている通り、このペースで進めば、労働者二人に一人、あるいは一人につき一人を面倒みないといけないという時代がくる可能性もあるのです。

しかし、年金制度を作った1942年の段階(労働者年金保険法の制定)でこのような状況になるとは誰も想像できなかったはずです。

若者より高齢者が増えることこそ異常なのです。人は歳を重ねていくごとに死亡する確率が上がるので、子供より高齢者が増えることを想定していた人はいなかったと考えられます。しかし、日本経済の悪化などの原因で生涯未婚の人間が増え、今では結婚していないこと、子供がいないことが普通という異常な状況になりました。

日本と海外の対応の比較

アンティークな時計と手帳の画像
引用:Pixabay

少子高齢化対策に成功した国はいくつかあります。有名なところでいうと、フランスやスウェーデン、フィンランドやオランダですね。

ここでは詳しくは扱いませんが、これらのヨーロッパ諸国では、主に子供が生まれた時に補助金がかなり充実していたり、教育費が掛からなかったり、さらには三人目の子供を産んだ時に追加で補助金が出ます。

特に特質べきは、婚外子の割合がかなり多いというということですね。結婚せずに子供を作ることが世界的には当たり前になっています。ヨーロッパのサッカーが好きな方は気づいているかもしれませんが、有名なサッカー選手でネイマール選手やクリスティアーノ・ロナウド選手なんか結婚はしていませんが、子供がいること公にしていますよね。

さらに現状日本の問題点としては、子供が少ないという時代なのに、保育所に子供を預けられないという状況が続いています。対策が追いついていないことが目に見えていますね。

しかし対策の実例が世界にはあるにも関わらず、対策が遅れている、あるいは意図して対策行っていないのか、不自然さを感じられずには入られません。

少子高齢化のメリット

渋谷のスクランブル交差点の画像
引用:Pixabay

さて、本題の少子高齢化のメリットですが、まず誰が「」をして、誰が「」をするのかを考えなければなりません。

」をするのは日本というで、「」をするのは国民です。

損をする理由は、1. 少子高齢化の一般的に知られる問題点2. 少子高齢化に対する各国の対応で述べた通りで、付け加えるなら若者だけではなく、高齢者に支払われる年金も減ってしまいます。

本題の少子高齢化による国のメリットですが、この章の画像を見たときに何も感じませんでしたか?画像は渋谷のスクランブル交差点ですが、この異常に人が多い状況を普通の日常として捉えがちです。地方に住んでいる方でも、渋谷のこの風景はメディアで見る機会も多く当たり前の日常と考えてしまっているでしょう。

人が多いと感じた方は、多分外国人でしょう。。。(無責任)

しかし、東京は世界の都市の中で最も人口の多い国です。参照:Wikipedia

正確には東京-横浜間ですが、日本はダントツに都市集中型の国なのです。もともと日本は土地のサイズの割に人口が多すぎることは問題の一つです。さらに、今後人工知能の発達やロボット開発などITが今よりも発達して、労働者の数が必要なくなった時に現状の人口では無職の人が増えていきます。

少子化によって人口は土地に適した数になります。問題は高齢化なのであって、少子化自体はむしろプラスに働きます。今の結婚適齢期の方々が、子供のために使う養育費を高齢者のために使えば、費用の問題も解決できます。

今の若者は教育段階で、結婚、出産に関して常にマイナスなイメージとともに生きてきました。中高生の妊娠、中絶、芸能人の不倫、両親の不仲など。親が離婚している人は周りにたくさんいました。性に関する教育はほとんど行わず、代わりに性病に関する授業を多く学んできました。そのため、結婚に関して消極的なイメージを植え付けられて育ち、これから大人になる子供達もおそらくそのように育つでしょう。

高齢者を支えるだけの資金と子供を育てるだけの養育費を持った一部の裕福層のような特権として「結婚」、贅沢品としての「子供」という価値観に変わり始めています。

若い人たちの口から「結婚したくない」という言葉を聞く機会が増えたと思いませんか...?

まとめ