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「漫画村」の読者はどこへ行くのか?

テーマ:[政治]
更新日: 2018年 5月 16日(水)
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はじめに

書籍へ戻る道、電子書籍に向かうイラスト
© C.T.Labo

漫画村がアクセス制限されたことによって、漫画などの書籍の売り上げが大きな損害を与えられたと多くの出版社が抗議をしましたが、本当ですか?

ネット上で見られるという大きなメリットを見ないようにしていませんか?

目次

  1. 1. 「漫画村」が与えた影響
  2. 2. 「漫画村」の読者はどこへ行くのか?
  3. 3. 電子書籍発展へのトリガー
  4. 4. まとめ

「漫画村」が与えた影響

暗い雰囲気の別荘で悪影響をイメージした画像
引用:Pixabay

漫画村が与えた損害賠償金は数百億だとか数千億だとか言われています。

しかし、それは単純に訪問者と一冊の本の値段で計算した場合のみに限ります。

漫画村の訪問者にそもそもそんなお金はあるのでしょうか?

やはり多くの利用者は、お金の持っていない若者が多いと思います。さらにもともとグレーなサイトなため、すでに所持している単行本を売って続きはこれから「漫画村」で見ようなんてほとんどの人は考えなかったと思います。

確かに、「漫画村」があるせいで漫画を買うのが馬鹿らしくなったという人は少なからずいると思います。そういう方々は、おそらく続きの漫画を買うので「漫画村」流行直後に落ちた売り上げは取り返せるでしょう。

「漫画村」の読者はどこへ行くのか?

どこへ行くのかを表現するために、木でできた矢印の標識
引用:Pixabay

しかし、「漫画村」の出現で一つの事実が浮かび上がりました。多くの人が無意識の中で自分の中にインプットしたと思います。

Web上で漫画を読むことにデメリットを感じない。

むしろ物を持たないだけ、漫画を購入するより電子書籍の方が得ではないか?

多くの日本人は、保守的なため新しいものを嫌います。正確には嫌うのではなくて、どうしてもを選びがちです。これはもちろん高齢化の影響もあります。

しかし、「漫画村」のおかげで電子書籍というものが不本意にも馴染みのあるものの一つになってしまいました。

「漫画村」のアクセス制限を受けて、確かに無料で漫画を読めなくなりましたが、そのほとんどのお金のない読者たちは次の安価かつWeb上で見れる漫画を求めると思います。その行き先はおそらく、「amazon kindle読み放題」です。

電子書籍発展へのトリガー

書籍よりも電子端末の方が優れているという画像
引用:Pixabay

インターネットが発達したため、文字をインターネット上で情報を入手することには慣れてきた日本人ですが、それでもまだ電子書籍は一般に普及しきったとは言いがたい状況でした。

しかし、このタイミングを契機に電子書籍の日本での発達に拍車がかかると思います。

もちろん、電子書籍は「amazon kindle」だけではありません。楽天が提供している「楽天kobo」DMM電子書籍もあります。

しかし、やはり若い層は楽天よりもamazon派が多いので、「amazon kindle」に流れると推測されます。

amazon kindleであれば、出版社を通さず漫画家が漫画を出版できるので、優秀な漫画家が直接消費者に得ることが可能なため、ロイヤリティも高く、消費者も安く読むことができます。

それに、出版社が今まで気づかなかった才能を世へ直接出せる手段となり得るのです。

「漫画村」が無くなっても、お金の流れは結局海外へ流れる...

あれ、日本の出版社潰れるんじゃないか?

まとめ